
こちらの端午節は旧暦の5月5日。
台湾では端午節にイベントがあります。今回も4連休でした。
中華文化である台湾は端午節には、日本で言う中華チマキを食べます。家の門にはよもぎなどの葉を飾ったり、匂い袋を作って虫除けをしたり。そして、ドラゴンボートの大会などが開催されます。
ドラゴンボートと、中華チマキを食べると言うのは歴史物語からきています。
悲劇の英雄
楚の王族であった屈原は、博識の上政治的手腕にも優れていたため、王に信任されて要職に就きます。しかし他の官僚の妬みにあい失脚、最後には長沙(現在の湖南省)に左遷されてしまいます。王に見放された屈原は、楚の未来を憂いつつ汨羅(べきら)の淵に身を投げ、失意のうちにその一生を終えました。
とらやHPより
5月5日はこの屈原さんの命日の供養になります。
河に身を投げた屈原を探すために皆がボートで探し、河に住む魚たちに体を食べられないように、チマキを撒いた。とも言われています。もう一つはこの河にはある一種の龍が住んでおり、供養のために河に投げたものを食べられてしまうとし、竹の皮に包んで中身を食べられないようにした。と言う今のチマキの形になったと言われています。
一番と大きいと言ってもいいイベントがドラゴンボートの大会です。そして、もう一つイベントとしてよく見かけるのが、卵を立てるというイベントなんです。
立蛋(卵を立てる)

私は、この端午節の正午に卵を立てるのを楽しみにしています。
台湾人であるうちの主人は全く興味ありませんが(笑)
生卵を立てるって結構難しいですよね。でも、この日は何故かうまくいくんです!!!!それを端午節の先日に、何故立ちやすいかを調べていると。。。。
とてもショッキングな事実を知るのです。
太陽と地球が一直線上にあるのが5月5日の正午

そこらのアイドルよりも人気な台北市長。私自身も大ファンです。そんな台北市長が、端午節の卵が立ちやすい説について、語っていました。
雖然太陽的質量比較大,問題它離這顆蛋的距離太遠了。所以實際上對這顆蛋來說,地心引力影響大概太陽的0.0006倍。
簡単に言うと、確かに太陽と地球の関係はあるかも知れないけれど、問題は、この卵と太陽の距離が遠すぎる。重力の影響はおおよそ太陽の0.0006倍。
要は、何の影響もないと言いたいのですね。
卵たちやすいって信じてた私は?
そして、今までも卵立ててきたんですが、めっちゃ立てやすいと思ってたんですけど?
数秒で卵立てるで?
とか、めっちゃ言いたいことあるんですけど(笑)科学的にいえばこう言うことだそうです。(笑)
だから、私自身をなだめるために思ったこと。
0.0006倍の力を感じる女なんだと(笑)
0.0006倍のこの力、意外と大きいと思ってます。卵の黄身、重心を指が感じで、卵の軸がわかりやすいです。これ、時間も結構関係しています。
10時30分からまず立て始めて、立てれるか検証。なか中難しく、やはり正午に近づけば近づくほど、やりやすい。その後は13時30分ぐらいになってくると難しい。と私自身は感じました。
もし、これが全くの私の勘違いだったのなら、私は卵立ての名人になれる(笑)
こんな端午節に卵がたちやすいと言って、イベントをしているのは、世界中を見てきっと台湾だけなんだろう。。。。
と思った端午節でした。
もし良ければ、日本でも来年の旧暦の5月5日の正午に試してみてください!!
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